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七五三の前に知っておくべきこと

記念撮影の心得

熊本市&天草市のフォトスタジオ【フォトアリマ記念写真研究所】です。

スタジオ撮影だけでなく県内外への出張撮影など幅広く活動しつつ、PAPiというオーダーメイドフォトアルバムのオンラインショップも運営しております。

知っているようであまり知られていない「七五三」という人生儀礼についてこれだけは知っておいた方がいいよ!という情報を簡単にまとめてご紹介します。

七五三の日取り

コロナ禍における七五三は今年(令和3年)で二回目になります

去年は参拝される方が9月から年が明けて1月ごろまで分散する傾向がありました。

今年は7月から参拝された方がいらっしゃいます。

なので今年はより11月の混雑をさけて早めに参拝されるかたが多いのではないかと考えております。

よく皆様より七五三の時期についてたずねられることがあります。

11月15日が七五三の日だと思っている方が多いと思いますが。

本来「七五三の日」というものはありません

11月15日は江戸時代の将軍の徳川綱吉がその日を選んで祝った日です。

もちろん徳川家は適当にその日にしたわけではなく、11月にお祝いしようと思うけど何日がいいかな?と、当時の占いによって決められていました。

そもそも毎年11月15日が同じように良いお日柄になるというわけでもありません。

旧暦から新暦になったことによるズレもあるはずですよね。

すでに11月15日ちょうどの日にこだわる方は少なくなってきておりますが私も11月15日にこだわる必要はまったくないと思っております。

ただ11月は気温や気候的にちょうどいいなとは思っています(九州の場合)

ですので気候などを考慮して家族の都合のいい日程で七五三を行うのがベストだと考えます。

今はコロナ禍なので余計にですがそれにかかわらず混み合う時期に神社に参拝するのは子供の負担にもなりますし、写真を撮ったりする余裕もなくなってしまうので避けることをお勧めします。

桜の時期の七五三も個人的にはいいなと思っております。

ただ、神社によっては七五三用の千歳飴の準備がないなど事情がある場合がありますので、昇殿参拝をされる場合には早めにご相談されることをおすすめします。

ちなみにこれはうちの娘の写真です。

鳩に興味津々。でもほんとはちょっと怖い…。
桜と着物は間違いなく合います!散った花びらもきれいです。
もちろん合成です。小さいころから撮ってる飛んでるシリーズ。

七五三では何をするべき?

七五三は神社で行うものですが、ただ神社に行くだけでなくちゃんとお参りしてください

お賽銭入れて手を合わせるだけでなくできるだけ初穂料をちゃんとお納めして昇殿参拝(正式参拝)してください。

昇殿参拝とは拝殿に上がらせていただき、お祓いや祝詞を受けることです。

七五三については一般にその意味や意義を知る人が減ってきたため、なんとなくみんながやるからうちもしようか、というクリスマスのようなイベント感覚の方もいらっしゃいます。

神社行ってもお参りすらせずに写真だけ撮って帰ってしまう方もいます。

そんな形だけの七五三に果たしてどれほどの意味があるのでしょうか。

お金をかけてちゃんと準備も段取りもして衣装を着せて写真を撮ったというだけでも子供の成長を祝ったということにはなりますが、きちんと昇殿参拝すると気持ち的に全然違います

子どもたちの心にも思い出としてしっかり残ると思います。


七五三の主旨は神社の氏神様の前で健やかなる子供の成長に対する感謝と願いをすることです。

参拝する場所

日本であれば必ず身近なところに神社があるはずです。

基本的には今住んでいるところの神社さんに普段の感謝の気持ちを込めて参拝するのがいいかと思います。

他にも何かご縁があったりでよく参拝に行っている神社(崇敬神社といいます)があればそちらに参拝するというのもありです。

お宮参りの時に行った神社がまだ近くにあるようでしたらそこが一番いいと思います。「おかげさまでこんなに大きくなりました」という感謝の気持ちで参拝できますね。

神社との、そして神様とのご縁を大切にしましょう。

補足

参拝に行く神社の御祭神ってわかりますか?

日本は八百万の神の国といいますが、それぞれの神社で祀られている神様は違います。お参りするならだれにお参りするかわかってお参りできた方がいいですよね。ネットで調べたらすぐにわかることが多いですし、神社内の看板などで知ることもできます。

同時にどんなご利益があるのかもわかるでしょう。

子供から「誰にお祈りしてるの?」って聞かれて答えられるように事前に調べておきましょう。

誰にお祈りしているのかわかると気持ちも違ってくるはずです。

参拝の流れ

七五三で神社に行くときにどのような手順で参拝を行えばよいかできるだけ難しいことを省いて簡単に流れをご説明します。

私は拝殿の中で行う昇殿参拝(御祈祷)をされる場合でもまず最初に一般的な作法でお参りされることをお勧めしています。

日本人の世界に自慢できる素敵な作法を子供たちに伝えるいい機会にもなりますので参拝に行かれる前にぜひ覚えてみてください。

鳥居をくぐる

鳥居をくぐる際はまずくぐる前に一礼してから。

そして中央は神様の通り道であるといわれていますので中央を避けてくぐるとよいでしょう。

神様にお尻を向けないようにと、鳥居の外側の足から(鳥居をくぐるとき内側を向く感じで)くぐるという方もいます。

手水を取る

神社には手水舎と呼ばれる手と口を清めるための場所があるのはみなさんご存じだと思います。

神様にお参りする前にここでけがれを払います。

これをすることで不思議と気持ちも安らかに落ち着いてすがすがしい気持ちになります。

今はコロナ禍で柄杓(ひしゃく)がないところも多いかと思いますが、何かしら手水を取ることができるようになっているはずです。

基本的にはまず水で左手を清め、右手を清め、そして左手に溜めた水で口を清めて最後に左手を清める。

という手順になります。

手水舎の近くに作法の説明書きがあることも多いので忘れてしまったら探してみてください。

お賽銭を納める

まずは賽銭箱にお賽銭を入れます。

ご縁がありますようにと5円玉を入れるものだと思っている方もたくさんいらっしゃいますがそれは間違いです。この時は自分がどうこうというよりも、これから参拝させていただきますという神様への気持ちや、普段神社を掃除したり管理したりと神社を守っていただいている神職の方々への感謝の気持ちをカタチにしましょう。

今の時代両替するにもお金がいる時代です。5円玉だらけはかえってご負担になることもあります。

お参り

次に鈴を鳴らしますが、最近はコロナ化で外しているところも多いです。

そしていよいよ神様へお参りですが二礼二拍手一礼の作法でお参りします。

・二回お辞儀をする

・手を合わせてから二回パンパンと拍手する

・そのまま手を合わせて神様に感謝の気持ちや願いなどを伝える

・最後にもう一度しっかりと礼をして終わり

もしこの作法でのお参りに慣れていないというときは現場でテンパりますので、しっかり覚えて行ってください。そしてお子さんに教えてあげてください。

七五三をする意味

七五三は日本文化を子供たちに伝えるのにもとても良い機会です

日本人は比較的無宗教みたいなもんだと思っている方も多いと思いますが実は日本人は海外から見てもかなり信心深いです。

宗教というと言葉のイメージが先行してしまいますが、これは私たちの祖先が大切にしてきた日本人の文化と言い換えられるかと思います。

ご飯を食べる前にいただきます。

食べ終わったらごちそうさまでした。

これはある意味神道の儀式です。

夏祭りには皆さん行ったことがあるはずですがこれは神社の例大祭です。

ただ踊って騒ぎたいからやってるとかじゃないんです。

神社の大切な行事です。

お宮参りやお食い初めや厄払いもそう。

「お天道様がみてるよ」的なものもそうです。

神社の数がコンビニの数の倍以上あること知ってますか?

全国に8万社あるといわれています。

同じ境内に祀られている摂社や末社も合わせると20万を超えるともいわれています。

あまりに身近すぎて気が付かないほどです。

ですが気をつけてみてると確かにあります。

神社の歴史も起源をたどれば2000年を軽く超えます。

すごくないですか?

クリスマスやハロウィンを楽しみながらも正月になれば神社に行きますよね?

受験前にも願掛けに行きますよね?

日本の休日のほとんどが神道に関するものが由来となっています。

(名称は変えられてしまいました)

世界から称賛されるいわゆる日本人らしさも私達のご先祖様たちが古来から引き継いできてくれたものです。

私達日本人は知らず知らずのうちに日本人らしくなっているのです。

それでも七五三は大切に引き継がれてきた大切な行事なのです。

七五三は古来から日本人が子供を大切にしてきた証です

それは今も変わらないはずです

せっかく七五三をするのであればまずはちゃんと勉強してから参拝しましょう。

若いカメラマンの方へ

私はカメラマンでありながら見栄えよりも意味や価値を重視するカメラマンです。

記念写真を撮るプロカメラマンだからです。

ばえる写真を撮るのはもちろん良いと思いますがその前にもっと大切なものにちゃんと目を向けてもらうよう活動しています。

記念写真を撮るプロカメラマンであれば当然のことです。

若いカメラマンたちにもぜひ考えてもらいたい。

少なくとも神社で撮影することがあるのであれば基本的なマナーくらいは覚えてから行きましょう

神社はあなたの庭ではありませんし、公園でもありません。

撮らせていただいているということを忘れないようにしましょう。

最後に

今年の七五三はまだどうなるかわかりませんが、家族みんなで七五三の意味を考えて、しっかり計画を立ててお祝いしてあげましょう。

早めに七五三をされる場合はできるだけ涼しい朝の時間帯を選び、熱中症対策を十分にしてのぞんでください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた次の記事で

PAPi フォトアリマ記念写真研究所

代表 有馬明広

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