日本がいつどのようにして出来たかご存知ですか?
日本は不思議な国です。
建国については学校の授業ではほとんど教えてもらえないので知らなくても無理はありません。
昔はもちろん教えていたんですが戦争に負けてからは建国はもちろん、歴史の軸である皇室に関することも教科書からほとんど消されてしまいました。
そして未だにそれが続いている事に驚きます。
1300年以上前に残された古事記や日本書紀という日本公式の歴史書があるにも関わらずです。
これらは神話の時代から書かれているためフィクション扱いされてしまっており、それを口実に日本人には詳しく教えないことになっています。
縄文弥生のあとは中国の書物を元に不明点の多い卑弥呼から始まりますよね。
建国からすでに約800年も後の話です。

縄文でマンモスと共に原始人のように描かれたイラスト、そして弥生で田んぼと埴輪が来たかと思ったら突然の卑弥呼です。
そしてまた突然高度な建築技術で建てられた法隆寺など今も現存する建物が建てられた飛鳥時代に飛ぶという感じ。

熱心に勉強された方は「そんなことないよ」という方もいるかもしれませんが私はそんな印象でした。
実際、本屋に行けば日本の歴史の小学生向けの本がありますが、それを見たらまさにその感じになってると思いますよ。
なぜそんなことになるのかというと前述した通り古事記や日本書紀の内容を省いているからです。
これも知らない人が多いのですが日本はぶっちぎりで世界一長く続いている国です。
2025年2月11日、建国から2685年になります。
西暦の代わりに皇紀という表現も使われており、皇紀2685年ということになります。
神社にある石碑や橋や古い建物の記念碑には皇紀で記されているものも多いので探してみてください。

日本建国のタイミングは初代天皇の神武天皇が橿原宮(かしはらのみや)で即位された時です。
橿原は奈良ですね。
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫が地上に降臨し、そのさらに孫に当たる神武天皇が今でいう宮崎県を出て戦いながら旅をし、大和の国、橿原にて国を作ったのです。
大和(ヤマト)王朝ですね。
それからずっと天皇が治め続ける国が日本です。
天皇は太陽の神である天照大神の子孫ですので日本という国名にも納得ですね。
今の天皇陛下でなんと第126代目です。
世界中の王室からも敬われる存在ですが、当の日本人たちは自分の国の建国すら知らないというのは嘆かわしい事です。
建国のことを知れば建国記念の日も誇らしい気持ちになるでしょう。
興味があれば古事記をわかりやすく書いてる本もいっぱいありますのでぜひ探して読んでみてください。
神話的な要素もたくさんあって知れば知るほど現代にも残るその痕跡にワクワクします。
日本に20万社以上あるといわれている各地の神社でも確認することができるでしょう。
地名にもその痕跡はたくさん残っています。
知れば知るほどに本当に面白い。
私は他の国のように日本の誕生日をみんなでお祝いできる世の中になることを願っています。
ちなみに神社検定というものがありましてすっごくお勧めです。
参級あたりがちょうど手頃で大人の教養としても知っておきたいことがたくさん学べます。
私は昨年ついに壱級を取得しました。
教科書から消された日本の歴史を知る事もできて面白いですよ!
神社に行くのも楽しくなりますし日本文化も深く知れます。
御朱印集めや神社めぐりが好きな人は参級を勉強するだけで楽しさが倍になること間違いなし。
興味のある方はぜひ!
有馬写真館 代表
有馬明広