当ブログをご覧いただきありがとうございます。
簡単に筆者のプロフィールをご紹介します。
私は熊本にて有馬写真館を経営しつつフォトアリマ記念写真研究所の代表をしております有馬明広と申します。
熊本県の天草というところで有馬写真館の長男として生まれました。

父からは息子だからと言ってできる仕事ではないから写真館を継ぐことは考えずに好きなようにしていいといわれていましたので、学生時代は工業高校、国立高専、国立高専専攻科にて情報工学を学びました。
不思議な縁で、今もとても役に立っている画像処理技術もここで学びました。Photoshopがまだ世に出てそれほど経っていない時代です。
高専や高専専攻科の研究室では階層化意思決定法やニューラルネットワークなどの人工知能に関する研究をしていました。
卒業後は水中ロボットの研究開発や鋼構造物の設計を主に行いつつも積極的に工事現場に出させていただき、西日本を回りました。水に関するお仕事だったので潜水士の資格も取らせていただきました。
最終的には大きな現場の現場代理人を任せていただくなど、とてもやりがいのある非常に濃い経験をさせていただきました。
その後は転職し、いったん元の畑に戻ってシステムエンジニアをしてみたりもしましたが、父の病気をきっかけにカメラマンになることを決意し、熊本市内のフォトスタジオへまた転職しました。
そのスタジオは熊本市内だけではなく全国的に見ても進んだスタジオで、お世話になったカメラマンさんはずば抜けた技術とセンスがあり、とても多くのことを学ばせていただきました。
しかし、その後父の病気が悪化し、撮影が困難になったことをきっかけにその後独立することになります。
そして今は独立して10年以上になります。
子供のころから実家が写真館という環境で育ちましたが、他の職業を経験したのちにカメラマンとなったからだと思いますが、写真館の仕事に疑問に思うことも多くありました。フィルムからデジタルになったことや婚礼業界の大きな変化もその大きな要因だと思っています。
その疑問の正体を探りながらこれまでプロカメラマンとして活動してきました。
そして今はカメラマンではなく、記念写真研究家と自称しています。
本当に価値のある記念写真とは何か
これが私のテーマです。
お客様の記念写真を撮り続けながら試行錯誤を重ね、たどり着いた答えがたくさんあります。
娘の誕生により気付かされたこと、学んだこともたくさんあります。
このブログではそんな私の研究成果とその結果生まれた作品たちをご紹介していきたいと思っています。

