当ブログをご覧いただきありがとうございます。
私は熊本にて有馬写真館を経営しつつPAPi PHOTO WORKSというサイトでオーダーメイドフォトアルバムを制作しております有馬明広と申します。
肩書は記念写真師です。
簡単に筆者のプロフィールをご紹介します。
写真に対する理念
私は写真で人を幸せにするためにこの仕事をしています。
第一に、家庭においての写真は子供のためのものだと考えています。
私も撮影するときやアルバムを作るときはご依頼いただいた保護者だけではなくお子さんが大人になってから見返すことを常に考えています。
写真が子供に与える影響は大きいです。
写真を飾っていたり、時々アルバムを見せてくれたりするだけで「自分は愛されてる」「うちの家族は仲良しだ」と無意識にでも感じ取っています。
日ごろスマホで写真撮ったりするのも親から子への愛情表現のひとつになっているかもしれませんね。
そうやって愛情を感じながら育った子供はまっすぐに育ち、将来また素敵な家庭を築くことができます。
子供の幸せは家族の幸せとなり、幸せな家庭が増えて不幸な家庭が減れば社会全体がよくなります。
写真が実際どれだけ社会に貢献できるのか数値化することは難しいと思いますが、私自身も両親が残してくれた写真が自分の人生に与えた影響を強く感じますし、お客様の幸せに対しても写真を通して貢献できると信じています。
写真館の二代目として誕生
熊本県の天草というところで有馬写真館の長男として生まれました。
学生時代の専門は情報工学
父からは「息子だからと言ってできる仕事ではないから写真館を継ぐことは考えずに好きなようにしていい」と言われていましたので、学生時代は工業高校、国立高専、国立高専専攻科にて情報工学を学びました。
不思議な縁で、今もとても役に立っている画像処理技術もここで学びました。
Photoshopがまだ世に出てそれほど経っていない時代です。
高専や高専専攻科の研究室では階層化意思決定法やニューラルネットワークなどの人工知能に関する研究をしていました。
カメラマン以外の仕事を経験
卒業後は水中ロボットの研究開発や鋼構造物の設計を主に行いつつも積極的に工事現場に出させていただき、西日本を回りました。
潜水士が活躍する現場も多かったので潜水士の資格も持っています。
最終的には大きな現場の現場代理人を任せていただくなど、とてもやりがいのある非常に濃い経験をさせていただきました。
ROVという映画タイタニックの冒頭にでてくる水中を調査するロボットで水中の映像を撮影したり、工場や現場では現場監督として写真を撮りまくっていたのでそれも今役立ってるのかもしれません。
フォトスタジオへ
その後は転職し、いったん元の畑に戻ってシステムエンジニアをしてみたりもしましたが、父の病気をきっかけにカメラマンになることを決意して熊本市内のフォトスタジオに雇っていただきました。
そのスタジオは熊本市内だけではなく全国的にみても進んだスタジオで、熊本の婚礼業界では知らない人はいないほどの影響力をもち、周りの写真屋さんにも大きな影響を与えました。
その時お世話になったカメラマンさんはずば抜けた技術とセンスがありとても多くのことを学ばせていただきました。
しかしその後、父の病気が悪化してしまい撮影が困難になったことをきっかけに、父のフォローをするため独立することになります。
そして今は独立して10年以上になります。
子供のころから実家が写真館という環境で育ちましたが、他の職業を経験したのちにカメラマンとなったことで写真館の仕事に疑問に思うことも多くありました。フィルムからデジタルになったことや婚礼業界の大きな変化もその大きな要因だと思っています。
その疑問の正体を探りながらこれまでプロカメラマンとして活動してきました。
そして今はカメラマンではなく、記念写真師と自称しています。
写真館というものは日本に誕生して以降、写真に対するサービス全般を行ってきたはずです。
一昔前は写真館にフィルムを預けて現像、プリントしていました。
私は写真を撮るだけでなくご家庭で撮ったお写真をオーダーメイドでアルバムなどの作品に仕上げたり、ご家庭に眠っていた古い写真を復元するなどのお仕事をしておりますので記念写真師と自称させていただいております。
本当に価値のある記念写真とは何か
これが私のテーマです。
お客様の記念写真を撮り続けながら試行錯誤を重ね、たどり着いた答えがたくさんあります。
娘の誕生により気付かされたこと、学んだこともたくさんあります。
このブログではそんな私の研究成果とその結果生まれた作品たちをご紹介していきたいと思っています。
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