赤ちゃんのアルバムどうしたらいいか問題
赤ちゃんが生まれてからは日々たくさんの可愛い写真でどんどんスマホのカメラロールが埋まっていきますよね。
私は写真館を経営するカメラマンですが家庭では皆さんと同じく娘の写真をスマホでバシバシと撮りまくっています。
ある程度写真がたまってきたころに「このたくさんの写真どうしたらいいんだろう?」と考え始める方が多いのではないでしょうか?
その時「この写真、ちゃんとこの子と家族の将来のためにとっておこう」と思ったはずです。
ですが何人の方が実際にアルバムという形あるものとして持ってらっしゃるでしょうか?
実はこれほど大事なアルバムにもかかわらず、アルバムにまとめる具体的な方法はまだ確立されておらず、世間にも浸透していないのが現状です。
その大きな理由はデジタル化とスマホの普及により撮れる写真が劇的に増えたのと写真業界を代表するフォトスタジオや写真館の仕事のテリトリーではなかったからということが考えられます。
そこで私はカメラマンという肩書を捨ててすべての赤ちゃんとそのご家族のためにこれまで培ってきたアルバム制作技術を全力で費やしてこのアルバムを決意し、写真館を経営しながらもオンラインストアで個人で撮影された写真をきれいに仕上げてアルバムを作るということをしています。
赤ちゃんのファーストアルバムについては第一人者です。
興味のある方はぜひサイトをのぞいてみてください。
のちの項目で生まれたころの写真とエコー写真をまとめたアルバムもご紹介しますので興味がある方はぜひご一読ください。
本題に戻りまして。
プロカメラマンでもあり、8歳の娘の父親としてスマホでも写真を撮りまくってきた私の技術と経験から僭越ながら情報共有させていただきます。
必ず役に立つ情報となることをお約束しますのでぜひ楽しんでいろいろと想像しながら読んでいただけたら嬉しいです。
赤ちゃんの写真を残す方法は主にこの3つ
赤ちゃんが生まれた時の写真をアルバムとして残すには大きく分けて以下の3通りがあります。
結論から言うと私の見解ではどれか一つをやるのではなく、3つの方法をうまく組み合わせて使っていく必要があります。
それぞれの内容を整理しつつ私の見解もお伝えしましょう。
- デジタルデータのまま保存
- プリントしてポケットアルバムに収める
- フォトブック(製本アルバム)にする
ではそれぞれの方法を簡単にみていきましょう。
デジタルデータのまま保存
プリントしたり製本したりしない、デジタルデータの状態で保存するという方法。
デジタルには劣化しない、場所を取らない、コピーできる、送信できるなど利点もたくさんありますが
私は基本的にはデータの保存だけというのはおすすめしておりません。
なぜならデータのままというのは便利な反面、一瞬で永遠に消え去ってしまう危険性があるからです。
なのでバックアップは何重にもあるに越したことはないでしょう。
実際私もハードディスク2台、Blu-rayディスク、そしてクラウドへとバックアップを取っています。
熊本地震を経験してからというもの、正直言ってそれでも心配なくらいです。
長年写真の仕事をしてますのでその辺の危機感は人一倍あります。
それに無事データを残していけたとしても大量に蓄積された写真を見返すということはおそらく皆さんの想像以上に難しいことです。
データの保存についてはある程度基礎的なITの知識も必要です。
とはいえデータの保存については本当に基礎的な知識があれば大丈夫ですので、これを機会にぜひ勉強してみてください。この知識は一生役に立つ価値のあるものになります。
そしてこれから続けてご紹介するプリントや製本で実体化させることも強くおすすめします。
プリントしてポケットアルバムに収める
これが時代を超えて一番ポピュラーなのではないでしょうか?
赤ちゃんが生まれたらすぐに「初めての〇〇」がいっぱいやってきます。
赤ちゃんにとっては何もかもが初めて。
その度に写真を撮りたくなるものです。
ここでの一番の落とし穴は後からプリントしなきゃと
先延ばしにしてしまって結局忘れちゃうということ。
後になればなるほどに写真の枚数は増えてしまい、その大変さで余計に面倒になってしまいます。
赤ちゃんの写真の整理は親にしかできないことです。
今はスマホからネットでプリントもできますので大事な写真が撮れたと思ったら
すぐにプリントしちゃいましょう!
方法としておすすめなのは家庭用プリンターを使うことです。
プリンタ自体は家庭用だとそれほど高価でもありませんし、スマホにメーカーのアプリを入れれば思いついたときにすぐプリントできます。今のプリンタは画質もいいです。
この「すぐできる」というのが一番ポイントです。
人はめんどくさいことほどやらなくなります。
どこかへお出かけしていい思い出の写真が撮れたならおうちに帰ってプリントするということを
習慣にするのがおすすめです。
一週間ごとや一か月ごとにまとめてやろうという人もいると思いますが、よほどスケジュール管理が上手で意思が強くないとなかなか難しいと思います。
気持ちが熱いうちだと選ぶのも早いです。
その時にプリントする写真にお気に入り設定ができるよなお良いですね。数年後にデータで振り返るときもお気に入りの写真だけみるということができます。
とにかく、大事なのは習慣化すること。
我が家もこの方法でL判プリントにしてポケットアルバムにまとめています。
かなりの枚数になりましたが、娘も時折取り出してみてますしその度に嬉しそうな顔をしてくれます。
この方法のメリットは一番シンプルで手軽であり、その都度いいと思ったものをプリントしていくことで後から選ぶという難しい作業がないというところですが、ついついたくさんの枚数になってしまう、後から追加や並べ替えが難しいなどのデメリットもあります。
とはいえ、なんといってもデータと一番違うところは現実に存在するものとして見て触れることができるということ。
データはしょせんデータ。
写真データ、つまり英語で言うimageはこの世にまだ存在しない幻のような存在でしかありません。
これって実際プリントしてみないとなかなか分からないことなのですが、この世に存在するモノにすることの意味はとても大きいです。
きっと写真一枚一枚が宝物のように感じられるはずです。
製本アルバムにする
製本アルバムというとちょっと敷居が高いイメージがある方もいるかもしれませんね。
・パソコンやアプリを使って作るのがむずかしそう。
・費用がいくらかかるかわからない。
・どんな写真を選べばいいかわからない。
というようなイメージがある方も多いと思います。
フォトブックサービスとしてはGoogleで検索するとしまうまプリントやカメラのキタムラなどの大手のサイトがたくさん出てきます。
今は業者も増えてますが金額や品質や使いやすさなどを総合的に判断して自分に合ったものを選んでみてください。アフェリエイト目的のサイトがほとんどですがランキングサイトも多数ありますのでいくつかみてみて総合的に判断してみてください。
製本アルバムのクオリティを上げるには写真の修正がかかせません。
明るさを調整するだけでも劇的に良くなります。
ファミリー向けのコスパ最高の写真修正サービスもあります。
こちらは写真修正につての当ブログの関連記事です。
ありそうでなかった赤ちゃんのファーストアルバム
ここではアルバムデザイナーとしての私の作品をご紹介させてください。
一番大事だといっても過言ではないのにちゃんと作っている人がほとんどいないアルバムがあります。
なんだと思いますか?
それは生まれた記念のアルバム、0さいのバースデーアルバム
つまり赤ちゃんのファーストアルバムです。
一般的にお宮参りやニューボーンフォトが初めてのアルバムという方が多いと思います。
しかし人生の原点といえる誕生記念のアルバムについてはどうでしょう?
子供が大きくなってきたら生まれた時のことを話す時が必ず来ます。
その時に写真を見せながらどれだけみんなが楽しみにしていたか、どれだけみんなが喜んでくれたか、どんな大変なことがあったのか、どんな楽しいことがあったのかを話してあげたい。
娘が生まれ、スタジオで撮る写真だけではなく日常生活で撮影された写真にも価値があり、ちゃんと大切に扱うべきだと気が付いた私がこの事業を始め、最初に作ったのがこの赤ちゃんのファーストアルバムという作品です。
プロに写真の修正からレイアウトまでオーダーメイドで頼めるところとなるとかなり希少です。
10年前には全くそのようなサービスはなく、おそらく最初に始めたのは私で間違いありません。
製本アルバムについては今は数百円で作れちゃうものもありますが、私が制作する赤ちゃんのファーストアルバムはその写真館でもメインで使っているプロ仕様のものを使用しています。
オンラインで注文できるオーダーメイドアルバムですが、もう8年ほど作ってますのですでにたくさんの利用者の皆様からの支持をいただいてます。
簡単にどんなアルバムなのかご紹介しますね。
興味を持っていただいた方はぜひお付き合いください。
これです。
閉じるとこんな感じです。
いわゆるデザイン台紙アルバムといわれるものをベースにしています。
全面フルデザインが可能です。
生まれた時のエピソード写真とエコー写真をレイアウト。
エピソード写真はすべて丁寧にレタッチして使用します。
そしてオーダーメイドならではの大きな特徴でもある等身大写真
このように等身大写真だけのシンプルな作品もあります。
赤ちゃんの等身大アルバムというシンプルな商品名にしています。
これはおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントとしても根強い人気があります。
等身大写真はアルバムに新しい価値を与えてくれました。
アルバムを開いて持つと抱っこしているような、まるでここにいるかのような存在感を感じることができます。
子供が成長するにつれてその価値はどんどん高まっていきます。
一生もののアルバムです。
生まれた時の身長体重などのデータもあり。
エコー写真もあり。
等身大写真もあり。
思い出を語るためのエピソード写真もあり。
一番シンプルに子供に伝えたいことを伝えられるよう、試行錯誤を重ねて開発しました。
これは試作品とうちの娘。
作り始めて8年が経ちます。
すでにたくさんの方におつくりいただいており、リピーターもいらっしゃいます。
こんな感じで今のお子さんとアルバムの等身大写真の比較写真をよく送っていただきます。
作ってよかったなぁとしみじみ思う瞬間です。
海外向けにも販売しており海外の方にも作っていただいています。
赤ちゃんの可愛さと生まれた時の写真の大切さは世界共通ですね。
デザイン、レイアウトは私が丁寧にオーダーメイドでおつくりしています。
写真の修整や補正も1枚1枚マニュアル補正。
オーダーメイドといってもお客様のお好みも反映させたいのでたくさんのデザインサンプルからベースとなるデザインを選んでいただいています。
お名前や誕生時のデータを入れられるのはもちろんですが
メッセージを入れたい
海をモチーフにデザインしてほしい
エコー写真の代わりにマタニティフォトを入れてほしい
動画から写真を取り出して使ってほしい
などなど
お客様のご要望に合わせて制作しています。
子供は自分の生まれた時のことを覚えていないのでお話しができるようになってくるととっても興味深くアルバムを見てくれます。
ありがたいことに喜びの口コミ、メッセージ、お手紙もよく頂戴しています。
この赤ちゃんのファーストアルバムは全世界のすべての人に一人1冊持っていていてほしいと本気で思う自信作です。
写真を選ぶ時には選ぶ人の思いが反映されます。
その思いを最高の形に仕上げるにはやはり人の心でレイアウトするしかありませんので、毎回制作の時には心を込めて作らせていただいております。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
下のリンクからオンラインショップに行けますのでぜひのぞいてみてください。
↑オンラインショップのリンクです
音声メッセージをオリジナルレコードにして残すことができるアルバムなど、オーダーメイドアルバムを長年研究して開発した作品がたくさんあります!
まとめ
今回は赤ちゃんのアルバムについて3種類の方法をご紹介しました。
データで保存する、プリントする、製本するという3つの方法についてご紹介しましたが
これらは全部必要です。
その意味するところはここまで読んでいただけたらお分かりいただけると思います。
写真はデジタルかアナログか
みたいな議論がありますが私は家庭の写真においては両方必要だと思います。
デジタルはクラウドなどを駆使してバックアップを確保しつつ消えてしまわないように保管していく。
プリントした写真は万が一データが消えてしまった時にも写真を残すためのものでもあります。
製本アルバムは特別な記念、お祝い、イベントのときに特別な作品、いわば家宝として制作。
このデータ、プリント、製本の3段構えがベストです
写真の整理は家族の思い出を守ること、そして家族の絆を深める大切な作業です。
少しでも参考にしていただけたなら幸いです。
写真を大切にするということは家族を大切に思っているという証ですし、それは子供たちにも必ず伝わります。
これからも写真の力でたくさんのご家族をHAPPYにしていけるようがんばります!
というところで今回はこのへんで。
制作のご依頼を心よりお待ちしております。
不明な点や心配なことがあれば遠慮なくお問い合わせください。
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